今後需要が増えてくると予想される宇宙輸送のニーズにこたえるため、北海道大樹町ではロケット発射場の整備を進めています。

当社もかねてから「北海道IT産業の基盤作りに貢献し、北海道を世界から注目されるIT産業の基地にする。」というビジョンで経営を行ってまいりました。このたび、大樹町の「北海道に、宇宙版シリコンバレーをつくる」の理念に賛同し、企業版ふるさと納税の仕組みを利用して宇宙港「北海道スペースポート」整備事業に寄付を行いました。

当社には航空写真を用いた物体検出を行うAIシステムの共同研究開発を産学官連携で進めた実績もあります。AIを活用した衛星リモートセンシング技術（物を触らずに調べる技術）は、製造、サービス、流通、医療、金融、娯楽、教育、農業、漁業、防災などあらゆる方面で私たちの生活を大きく変える可能性を秘めています。小型人工衛星を活用したビジネスを行う衛星ベンチャー企業と共に、北海道の航空宇宙産業を一緒に盛り上げていきたいと考えています。

また、子供たちが将来、宇宙産業や関連ＩＣＴサービスをはじめとした仕事に興味を持ってもらえるように、地域の子供たちのキャリア教育も行ってきました。子供たちが将来ワクワクするような仕事が北海道で見つけられる、そんな未来を作れるように引き続き取り組んでまいります。