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当社社員の論文がIHIET 2022国際会議に採択されました

当社社員の論文が IHIET 2022国際会議に採択され、2022年8月22日~24日にフランス・ニース・コートダジュール大学で開催された同会議にて、研究成果の発表を行いました。
IHIET国際会議は、ヒューマンインタラクションと新興技術に関する研究を発表し、議論するためのグローバルフォーラムです。

会議名:IHIET 2022国際会議
論文タイトル:An Affordable and Standard Digital Healthcare management as a Service (HaaS) for Small Clinics in Developing Countries


マレーシア出身 アシュラフ カリムさん

以下、インタビュー


IHIET国際会議はいかがでしたか?

前日まで、教授と質疑応答を想定して準備しましたが、当日はとても緊張しました。
時間は、発表10分+質疑応答5分で計15分でした。発表形式はハイブリッド型(会場/ネット配信)だったのですが、これは会場にきて初めて知りました。

応募することになった経緯を教えてください

はじめは何も意識せず作成していた大学での卒業論文だったのですが、教授からIHIET国際会議への応募を勧めていただき、応募を決めました。

研究の内容を教えてください

世界には、情報通信技術/デジタル技術を活用した世界標準クラスの医療関連情報管理システムがいくつかあるのですが、費用がそれなりにかかってしまいます。
これらのシステムを、開発途上国の小規模クリニックが安価で利用できるようにするためのクラウドサービスを研究/開発しました。
 
特に、安価であること、またITに不慣れな人が使いやすい点を意識しています。
言語はPython+Svelteで、サーバの構築・アプリの開発はインドの開発チームと一緒にやらせていただきました。

今回のテーマを選んだきっかけは?

教授からいくつかの論文テーマの候補をご提示いただき、そこから私が選択しました。

どのようなところが評価されたと思いますか?

安価であり、それにより開発途上国で使用可能になる点が評価されたのではと考えています。


困難だったこと、また良かったと思えたことは?

困難だった点は、ターゲットとする医療関連情報管理システムの選定です。
世界標準クラスの医療関連情報管理システムのスタンダードはいくつか存在するため、それらを色々な面から比較し、ターゲットとするシステムを選定するところで苦労しました。
良かったと思えた点は、色々な病院の現状を、人の面でもシステムの面でも知ることができたことです。
また、インドの開発チームに加わらせていただけたことも良かったと思っています。

今回の成果を今後どのように業務で活かしたいと思っていますか?

今回の研究を活かし、たくさんの人が便利になる、たくさんの人が使用するスタンダードを創り出せるような開発に関わりたいと考えています。
特に医療系システムへの関心を持っています。

最後に

この研究をもとにしたシステムが、バングラディッシュで実用段階に入って多少使われだしていると聞いていまして、それも大変うれしく思います。
最初、教授からIHIET国際会議の応募を勧められたときは、「自分の論文が?」と正直半信半疑でいました。
ですが、色々な経験ができて、今では挑戦してよかったと思っています。
ありがとうございました。

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